胃がんの内視鏡切除の医療過誤

胃がんの内視鏡切除に関する医療過誤とは

 リンパ節転移がほとんどない早期がんで、大きさと部位が内視鏡切除可能なものであれば(浸潤の深さ、組織型、脈管侵襲の有無などが考慮されます。)、内視鏡により胃の表層を切除することにより、がんを切除することが可能です。
 内視鏡切除は、開腹手術と比べて、身体に対する負担は少ないというメリットはあります。
 しかしながら、開腹手術をすべきケースであるのに、内視鏡切除をしてしまうと、取り切れずに、がんが残ってしまい、その結果、残ったがんが、切除できないほどの大きさに拡大してしまうケースもあります。
 このような間違いの原因は、内視鏡切除をすべきか、開腹手術をすべきかの判断を間違ったり、検査記録の精査がなされなかったことによります。
 当事務所でも、このようなケースで、カルテや検査記録を精査し、内視鏡切除の適応がないことを主張して医療機関側と交渉し、医療機関側が責任を認めて解決した例があります。

内視鏡切除後

 内視鏡切除後に切除標本の組織検査を行います。
 これにより切除が不完全であることが分かったり、転移が推定されるときには、速やかに開腹手術など、他の治療法を行わなければなりません。
 この判断を誤り、手遅れになってしまうケースがあります。

弁護士にご相談下さい  

 内視鏡の医療事故にあわれた方は、弁護士の法律相談を受けることをお勧めします。
 当事務所でも、交渉で医療機関側と示談し、支払を得たケースがあります。